豊富な施工実績に基づいた床暖房のノウハウをお伝えします。

暖房の起源は、人類による「火」の発見と同時期(約30万〜50万年前)だと言われています。
その後、火鉢、ストーブ、ヒーター、エアコン…時代とともに「あたたかさ」のカタチも変化しました。

これからの未来を担うもの、それが床暖房です。
みなさんもその言葉や簡単な仕組みはご存じでしょう。でも、実際に何がいいのかと問われると「?」ではないでしょうか。

床暖房講座の1回目は、床暖房の“3つのいい”についてお話します。

「環境」にいい

現代のキーワードともいえる「環境」。
一時のブームと捉えがちですが、これは大切な問題です。

近年の暖房器具はヒーターやエアコンといった温風を送ることで空間全体をあたためる「対流方式」が主流ですが、寒い/あたたかいなど温度ムラが生じる欠点がありました。

その点、床暖房は床全体が一定の温度に保たれ、部屋中どこでもポカポカで快適。
火を使わないので燃焼によるCO2の発生も少なく、空気も汚れません。
また、人の生活に必要な空間(部屋全体の1/3〜1/2)だけをあたためるので省エネ効果に優れています。

「健康」にいい

床暖房と温風暖房の大きな違いは「熱の伝わり方」です。
エアコンなどの温風暖房では、あたためられた空気は上昇し、床付近には冷たい空気が漂います。 頭がぼーっとするけれど足下は冷たい…それでは暖房の効果も半減です。

この問題を一気に解決するのが床暖房。
輻射熱(遠赤外線)+床からの伝導熱+ゆるやかな対流熱の“3つ熱効果”を活かし、理想的とされる「頭寒足熱」のあたたかさを実現しました。
風がないのでハウスダストの減少(喘息やアレルギーの予防)や肌の乾燥、ダニの防止などあらゆる角度から健康をサポートします。

「安全」でいい

不完全燃焼による一酸化炭素中毒、火種による火傷や火事など、暖房器具の安全性は社会問題になっています。

手軽さや価格を優先してしまいがちですが、やはり愛する家族の安全を第一に考えたいもの。 床暖房は熱源(火)が内部・外部ともにないので、小さなお子様やお年寄りによる事故防止につながります。

床温度も約30℃前後に保たれ、低温火傷の心配もありません

床暖房は未来の主流となる暖房機器

環境、健康、安全…地球と家族にやさしい