豊富な施工実績に基づいた床暖房のノウハウをお伝えします。

床暖房とひとことでいっても、発熱体やヒーター線に電気を通すことによって抵抗熱を利用する「電流式」、屋外に設置した熱源機(ボイラー)で温水を作りポンプで循環させる「温水式」、遠赤外線フィルムなどを用いる「フィルム式」など種類はさまざまです。
そのどれもに「一長一短」があり、設置場所(公共施設、住宅など)によって施工方法も異なります。

近年、床暖房の導入増加によりメーカーや施工業者数も増えましたが、なかには知識や技術の伴わない悪質業者が存在するのも事実です。

実際の例として、配線コストを減らすための手抜き工事、認定外製品(S-JET認証※1 などを取得していない製品)の使用、欠陥商品による床面焼損事故など、床暖房に関連した問題が多発しています。

まず第一に考えるべきことは「安全性」
多少のコスト増であっても、これをクリアしなければ意味がありません。
また、床暖房の場合、建物の建築様式(木造/鉄筋など)や仕上げの床材(フローリングやシート類などの表面材)など建築や建材の知識も問われます。これらをふまえ「安い、便利などいいことしか言わない」「特定製品ばかりをすすめる」などの業者には要注意!

多少の時間は要しますが、数社から説明を聞く、見積もりを取るなど信頼できる業者をみつけましょう。

※1 S-JET認証・・・・JET(財団法人 電気安全環境研究所)が、電気製品・電気施設に関係する安全の確保・向上を目的として設けた安全規格。

悪質業者による施工トラブルに注意しましょう

価格だけにとらわれず、
信頼できる業者を選ぶことが大切